こんにちは。はじめまして。フリーランスとして活動しております、Small Spoon(スモールスプーン)の猪狩 協弘(いがり ともひろ)と申します。自己紹介をいたします。
私は東北で育ち、大学進学で関西に来て以来、就職、結婚、子育てを経て、大阪に住み着きました。その後の経緯は以下の通りです。
<サラリーマン時代>
社会人になって最初についた仕事は、雑貨メーカーの商品管理です。毎日、荷受け、出荷、倉庫整理に携わり、1年後に営業に異動になりました。4年ほど勤めた頃に会社が倒産して、転職することになりました。その後は、印刷会社の営業、マーケティングコンサルティング会社でのリサーチャー、編集プロダクションの営業など、さまざまな業界で経験を積みました。
最も長く続いたのはマーケティングコンサルティング会社です。約3年間働く中で、心理学の大学院生時代に起業したという社長から「お前は人の話を聞き出すのが上手い」と言われたのが「聞く」ことを意識した最初の経験です。
<フリーランスとして>
ただ、そう言われても、それが自分にとってなんの役に立つのかは、さっぱりわかりませんでした。多少わかってきたのは随分後のことです。サラリーマンは向いていないなと思って独立し、何でも良いからできることをしようと思って仕事をする中で、インタビューをさせていただいた方から、「話しやすかった」「聞かれるまでは、そんなことは考えたこともなかったが、確かにそうだ」「私が思っていることを的確に表現してくれた」といったお声をいただきました。
その頃はまだ、そこまで意識していたわけでもなく、ただ疑問に思ったことを聞いているだけでした。むしろ私自身は「インタビュー下手くそだな」と思って自己嫌悪に陥ることばかりでしたが、相手の方はそうおっしゃって喜んだり、驚いたりしてくださいました。お世辞も多少はあったかもしれませんが、わざわざそうおっしゃる方が何人もいるということは、世の中ではそうではないことの方が多いということなのだろうと思い、それからは「聞く」ことを自分の強みにしたいという意思を明確に持つようになりました。
<現在の業務内容>
フリーランスとして独立し、約30年間「人様から聞いた話をもとに、その想いを文章にする」という仕事を中心に生計を立ててきました。具体的にはWebサイトやWEBメディアに載せる文章づくりを私の主な仕事としています。
例えば……
- 採用コンテンツ
- サービスや商品の導入事例(顧客事例)
- 代表挨拶
- 経営者インタビュー
- 社員インタビュー
- 商品開発ストーリー
の制作などです。
お取引先は、東京および関西圏のベンチャー企業が中心です。東証一部に上場されているお客様もいらっしゃいます。また、WEB制作会社、編集プロダクション、広告代理店経由のお仕事も承っております。
<ささやかな決意>
屋号のSmall Spoon(小さなスプーン)は、「多様な機能を果たす、ユーティリティプレイヤーになれたら」という願いを込めてつけました。スプーンは、食べ物を口に運ぶだけでなく、計量したり、かき混ぜたり、使い道が広い道具です(アスファルトの道路やワイングラスをスプーンで叩いて演奏する音楽家もいますね)。
「良い聞き手」になることは簡単ではありません。時には自己満足や欺瞞に過ぎないと落ち込むことも少なくはありません。それでもその道を追求し続けることが大事だと信じています。これからも言葉を媒体としてご依頼主の様々な困りごとに対し、ライターとして、リサーチャーとして、時には仲介役や相談相手としてお役に立ちたいと思っています。
これまでフリーランスを20数年も継続できたのは、お客様や同業者の方々、そして家族のおかげです。心から感謝しています。少しでも長く、自分らしく働き続けられれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
Small Spoon(スモール・スプーン)/猪狩協弘(いがりともひろ)
ご連絡は下記までお願いいたします。
- Eメール:info@small-spoon.jp
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- Facebook ID:igari.tomohiro
以上

